飽和水蒸気量

中学2年生で習う「飽和水蒸気量」。

自分は、これを習った時に衝撃を受けました。
湿度とは何なのか、結露とは何なのか、うっすら理解していた自然現象がハッキリした瞬間でした。感動しました。
して、この知識は不動産管理をしていても重要な知識です。
退去時の原状回復ガイドラインでは「設備異常が原因でない場合のカビは、入居者負担で修復する」とされています。
しかし、カビやすい物件というのは確かにあります。
それは鉄筋コンクリートを代表とする「気密性の高い」物件です。
気密性が高いと、暖かく、静かで、良い意味で外と中が別世界になります。
しかし同時に、空気は動かず、湿気が溜まりやすく、カビが繁殖しやすい環境になりがちです。
入居者様はカビが発生しない様に、室内の湿度を調節し続ける義務があります。
洗濯や料理をすると、途端に湿度は上がります。そんな時は除湿機。
外が乾燥している時に換気扇を回すと、すぐに湿度が下がります。そんな時は加湿器。
今、新築には24時間換気システムの導入が義務となっています。
それだけ換気は重要なのです。
飽和水蒸気量のグラフを知っていれば湿度調整は難しくありません。
特に冬は気温が下がるので嫌われがちですが、せめて湿度は50%を維持する様に換気を頑張りましょう。
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